2017-08-31 4.次の樽を開ける まさかここにある樽、すべてがそうなのか!? あなたは恐怖心に勝る好奇心により、次の樽を開けてしまった・・・。 次の樽からも先ほどと同じようにドロリとした赤黒い液体が流れ出した。 鉄の匂いと腐臭を伴うそれは、しかしさっきとは異なる様相を呈した。 ビシャビシャと床を打つのではなく、なんとそれは床に積・も・り・徐々に高さを増していった。 それが人間のような形状になるまで、それほど時間はかからなかった。 赤黒い肉の塊のようなそれは子供くらいの大きさとなり、そしてあなたの方に一歩、踏み出した。 10.扉に向かって走る 11.ソレを蹴り倒す